高性能な計算リソースを初期投資なしで利用できるクラウドスパコン。柔軟なスケーリングや運用負担軽減で効率的に研究や開発を進められるのが特徴です。
そんなクラウドスパコンの導入を検討する法人や研究機関に向け、目的別におすすめのサービス3選をご紹介します。
国内での
研究・開発向け
安定のアクセス、セキュリティ強化、
法令対応、国内で完結する
高機密データを扱う国内限定の製品開発や製薬研究など
日本国内のデータセンター運用により、海外へのデータ移動リスクを防ぎ、個人情報保護法やデータローカライゼーション規制に準拠した運用が可能。ISMSやプライバシーマークを取得し、堅牢なセキュリティ体制を構築。専用サーバー設計でスムーズなアクセスを実現し、研究開発を効率化。無料技術サポートで環境構築を支援し、負担を軽減します。
大規模シミュレーション・
解析向け
国境を越えたシミュレーションや
解析を支える
自動運転シミュレーション、地震解析など
AWS EC2 P5は高性能GPUを搭載し、大規模なシミュレーションやデータ解析を効率化。EFA対応の高速ネットワークにより、複雑な計算タスクを短時間で実行し、研究や開発を支える。海外リージョンでグローバルな共同開発も可。
生成AIや大規模モデル
開発向け
AI特化型のクラウド環境で
開発を加速させる
生成AIや大規模言語モデル、複雑かつ大規模なAIワークロードの処理など
Azure ND H100 v5 は、AI モデル開発を効率化するクラウドインスタンス。OpenAI とのパートナーシップを背景に、生成 AI や大規模 AI ワークロードに対応した安定した処理環境を提供。
市場に出ているクラウドスパコンサービスのうち、当サイトでおすすめしている3つのサービスについて詳しくまとめています。
安定のアクセス、
セキュリティ強化、
法令対応、国内で完結する

引用元:ハイレゾ公式HP
https://soroban.highreso.jp/lpaispacon01

国境を越えたシミュレーションや
解析を支える

引用元:AWS公式HP
https://aws.amazon.com/jp/ec2/instance-types/p5/

AI特化型のクラウド環境で
開発を加速させる

引用元:Microsoft Azure公式HP
https://azure.microsoft.com/ja-jp/solutions/high-performance-computing

ここでは、クラウドスパコンサービスについて紹介しています。どのような特徴を持つサービスが提供されているのかをまとめていますので、導入検討の参考にしてください。
GPU事業、広告事業を手がけるハイレゾは、NVIDIAのクラウドパートナーとして認定されており、NVIDIAのGPUをクラウドで提供しています。同社が提供する「GPUSOROBAN AIスパコンクラウド」は、LLMを高速化するNVIDIA H200を8枚搭載したインスタンス(HGX H200)を利用可能。1,128GBの大容量GPUメモリを備えており、LLMやマルチモーダルAIの開発を行う場合に向いています。コストを抑えた形で利用でき、月額料金のみで利用が可能。さらに、1台単位から必要な分だけを利用可能です。
AWS(アマゾンウェブサービス)は、Amazonが提供するクラウドサービスの総称。そこで提供されているAmazon EC2は「Elastic Compute Cloud」の略であり、AWS上に仮想サーバを作るサービスを指します。「Amazon EC2 P5 インスタンス」は、NVIDIA H100 Tensor Core GPUを搭載している点が特徴であり、深層学習(DL)やハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)アプリケーションのためにAmazon EC2にて高いパフォーマンスを発揮できます。
Microsoft Azureとは、マイクロソフトが提供しているクラウドコンピューティングサービスです。こちらのサービスを活用することにより、ユーザーはインフラ管理にかかる負担を軽減しつつ、アプリケーション開発やデータ管理を行うことが可能となります。
「Microsoft Azure ND H100 v5 VM」はAzureが提供する高性能な仮想マシン(VM)サービスであり、8つのNVIDIA H100 Tensor Core GPUを搭載している点、単一VMから数千のGPUまでスケールアップが可能である点などを特徴としています。
フォーラムエイトはソフトウェアパッケージ開発を基盤とし、構造物設計や土木・建築設計を支援するソフトや技術サービスの提供を手がけている企業です。同社では、スパコンに隣接する形で建設されている「高度計算科学支援研究室 (財)計算科学振興財団(FOCUS)」内に「スパコンクラウド神戸研究室」を開設し、22テラFLOPS(=1秒間に22兆回の計算性能)以上のスパコンを利用したサービスを提供。こちらのサービスでは、高度な演算性能を用いた大規模解析・シミュレーション・CGレンダリングなどを行えます。
富士通では、「Fujitsu クラウドサービス HPC」を提供しています。これは、「Fujitsu Computing as a Service(CaaS)」のひとつとして、スーパーコンピューター「富岳」に採用されている技術を搭載した「PRIMEHPC FX1000」をクラウドサービスとして提供するもの。同サービスでは、HPC利用に必要となるソフトウェアやライブラリを標準搭載していることに加えて、性能のチューニング・アプリ分析などの作業を選択できるサポートサービスを用意し、ユーザーが主業務である研究や開発に専念できる環境を提供しています。
インターネットデータセンターの運営やレンタルサーバー事業、クラウドサービス事業などを手がけるKAGOYAは、NECのスーパーコンピューター「SX-Aurora TSUBASA」をクラウド環境で利用できるサービス「SX-Aurora TSUBASAクラウド」を提供しています。大規模データの高速処理を実現できるとともに、KAGOYAの提供によるクラウドサービスを組み合わせた、柔軟なシステム連携にも対応。また要望に合わせた料金体系にて利用が可能であり、最低3ヶ月の短期利用もできます。
IBMは長年スーパーコンピューターを手がけてきた企業であり、同社が開発した「Vela」は、AIに最適化されたクラウドネイティブのスーパーコンピュターです。IBM Cloud内で2022年から稼働を開始し、現在はIBM Researchコミュニティー内にて利用されています。80GBのA100 GPU8基をそれぞれのノードに搭載、さらに各ノードには第2世代Intel Xeon Scalableプロセッサ(Cascade Lake)2基、1.5TBのDRAM、3.2TBのNVMeドライブ4基が搭載されているなどの特徴を持っています。
ジーデップ・アドバンスが提供するAIスーパーコンピューティングクラウドサービス「NVIDIA DGX Cloud」は、NVIDIA DGX AIスーパーコンピューティングの専用クラスターに、NVIDIA AIソフトウェアを組み合わせたものです。DGX Cloudは、最小で4ノードから構成され、各ノードはA100 80GBまたはNVIDIA H100 Tensor コアGPUを8基搭載。合計640GBのGPUメモリを提供。各ノードや各インスタンスは、広帯域・低遅延なNVIDIA Networkingで接続されています。
統合ITインフラベンダーのエイチ・シー・ネットワークスでは、エクストリーム-D株式会社の「AXXE-L by Xtreme-D」の提供を行っています。「AXXE-L by Xtreme-D」は、スーパーコンピューターを利用して計算を実行するためのプラットフォームであり、スパコンをサブスクで提供するサービスです。HPCを多くの分野の人に利用してもらうことを目的として開発されており、誰でもベアメタル(物理サーバーによる)スーパーコンピュータの利用が可能となるものです。
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