最近のゲームはどんどん品質が向上しており、ゲーム開発におけるGPUの重要性は高まっています。GPUの性能が高くなければ高画質・高解像度のグラフィックスが表現できません。ここではその必要性について解説します。
ゲーム開発においてはさまざまなゲームエンジンがありますが、それらの要求するスペックを満たせればおおよそ問題がないとされています。ここではいくつかのゲームエンジンにおいて、Windowsで求められるスペックを紹介していきます。
Unreal Engineは、「フォートナイト」などのゲームで採用されているゲームエンジンです。ほかにもNASAの宇宙飛行士訓練やウォルト・ディズニー・カンパニーの映画製作やテーマパークでも利用されるなどさまざまなジャンルで取り扱われています。
推奨スペックはOSがWindows 10 64-bit version 1909 revision .1350 以上、または 2004 / 20H2 revision .789 以上、CPUがQuad-core Intel または AMD、2.5 GHz 以上、メモリが8 GB RAM となっています。
Unityは主にC#を用いたプログラミングでコンテンツを開発できます。モバイルやウェブブラウザ、家庭用ゲーム機などのクロスプラットフォームに対応しています。
推奨スペックはOSがWindows 7(SP1+)、Windows 10、Windows 11、64ビット版のみ、CPUがSSE2命令セットをサポートする X64 アーキテクチャ、グラフィックスAPIがDX10、DX11、DX12対応のGPU(※DX=DirectX)となっています。
After Effects はデジタル合成やモーショングラフィックス制作などを目的としたソフトウェアであり、その分野においては代表的な存在として知られています。
推奨スペックはプロセッサーがIntel® 第 6 世代以降の CPU または AMD Ryzen™ 1000 シリーズ以降の CPU(Advanced Vector Extensions 2(AVX2)サポートが必須)、OSがWindows 10(64 ビット)日本語版バージョン 22H2 以降、メモリが16GBのRAMとなっています。
GPUはゲームグラフィックスの設計やエフェクト実装など、動画処理において与える影響が多い要素なので、3Dゲーム開発をおこなう場合には特に重要です。3Dを多数盛り込んだ最新仕様のゲームを開発する場合、動画の処理速度が遅ければ作業効率に大きく影響します。最低でも数万円程度のミドルレンジGPUを搭載することが推奨されますが、どの程度の開発かによっても変わってきます。
ゲーム業界に限らず、技術の発展・発達に伴い質の高い仕事が求められるようになりました。GPUの導入を検討している方のうち、高価なGPUを導入することが難しい場合にはクラウドGPUの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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