引用元HP:Google Cloud Platform公式HP(https://cloud.google.com/)
本記事では、Googleが提供するクラウドGPU「Google Cloud Platform(GCP)」の特徴をまとめています。 GPUの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
Google Cloud Platformは、Google社が利用するインフラを活用できるサービスです。クラウドGPUを備えており、仮想マシンによる機械学習などの処理速度を上げるのに役立ちます。GPUと関連メモリは仮想マシンで直接制御でき、コンピューティングワークロード用とグラフィックワークロード用の2パターンを提供中です。
1年間コミットメントする場合の実質的時間単価は$0.220~1.562(税不明)で、提供モデルによって価格差があります。スポット料金は空きを利用して活用するため、中断する可能性はありますが、1年間のコミットメント価格と比べて最大2分の1の価格で利用することが可能です。
コンピューティングワークロード用のNVIDIA GPUとして、L4・A100・T4・P4・V100・P100・K80を提供しています。グラフィックワークロード用のGPUとしては、NVIDIA RTX 仮想ワークステーションを使用して、L4・T4・P100・P4の仮想ワークステーションを作成できます。
使用するメモリを少なくする混合精度FP16/FP32に関しては、A100が312 TFLOPS、L4が121 TFLOPS、T4が65 TFLOPS、V100が125 TFLOPSです。L4に関しては構造スペースがサポートされているため、パフォーマンス値が2倍に向上します。
Google Cloud Platformには4つのサポートパッケージが用意されており、ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナとランク別のサポートが受けられます。ブロンズは全てのユーザーが利用できる標準的なドキュメント・コミュニティフォーラム・課金についてのサポートです。
シルバーは一般的な質問とサービスエラーのサポートが受けられ、ゴールドは24時間365日いつでもサポートが受けられるパッケージです。プラチナは最も手厚いサポートが受けられ、テクニカルアカウントマネージャーチームへの問い合わせにも対応しています。
Google Cloud Platform(GCP)のポイント
Google Cloud Platformは、提供しているクラウドGPUが豊富で、任意のスペックを選べることが特徴です。一部モデルでは仮想ワークステーションの作成サポートもあります。また、サポートパッケージの種類がたくさんあるので、初心者や複雑なプロジェクトを実行する場合は手厚いサポートのパッケージを選ぶことも可能です。
▼横にスクロールできます
GPU | NVIDIA L4 | NVIDIA A100 80GB |
NVIDIA A100 40GB |
NVIDIA T4 | NVIDIA P4 | NVIDIA V100 |
NVIDIA P100 |
NVIDIA K80 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
時間課金 の場合 (税不明) (従量 契約) [1h・台] |
GPUあたり $0.56 |
GPUあたり $3.93 |
GPUあたり $2.934 |
GPUあたり $0.35 |
GPUあたり $0.60 |
GPUあたり $2.48 |
GPUあたり $1.46 |
GPUあたり $0.45 |
月額料金 の場合 [月・台] |
- | - | - | - | - | - | - | - |
GPUメモリ | 24GB | 80GB | 40GB | 16GB | 8GB | 16GB | 16GB | 12GB |
vCPU | - | - | - | 320 ※Turing Tensor コア参照 |
- | - | - | 4992 ※NVIDIA CUDA コア参照 |
システムメモリ | - | - | - | 16GB GDDR6 | - | 32/ 16GB HBM2 | 16GB※NVLink 最適化サーバー用 | - |
ストレージ | - | - | - | - | - | - | - | - |
※2023年5月1日時点での情報です。
コスパ
シェア
ラインナップ