サードウェーブが提供しているGPUクラウドサービスがraytrek cloud です。「NVIDIA A4000」「NVIDIA A100」といったGPUをインターネット経由で利用できます。ここでは、raytrek cloud の特徴やスペックなどをまとめました。クラウドGPU選びの参考にしてください。
ローカルPCからクラウドに接続して、NVIDIAの高性能なGPUインスタンスを利用できるGPUクラウドサービスです。最速コンピューティングでは、1時間50円からと業界最安級の価格帯が魅力。停止中は課金されないため、オンプレやGPUレンタルと比較しても大きくコストを抑えられます。また、データ転送料や初期費用も一切かかりません。サーバー室や電源、空調も不要です。サーバーの管理コストも削減でき、1台1時間単位でインスタンス増加が可能です。初期費用がかからないため、スモールスタートしたい場合にもおすすめできます。
タスクなどの必要に応じて、GPUを変更したりインスタンスを増やしたりできます。画像生成AI・LLMに最適な計算用GPUから、CAD・BIMに最適なグラフィック向けGPUを選択できる仕組みです。オンプレの場合は、GPUを買い換える、あるいはレンタルで借り替えるといった対処が必要になりますが、raytrek cloud ならGPUの買換え・借り替えが必要ありません。繁忙期に物理マシンが不足する場合でも、インスタンスの追加が可能。リソース不足による機会損失・開発遅延を回避できます。
クラウドインフラであるraytrek cloudは、その使い方の容易さにもメリットがあります。設定項目が少ないため、クラウドインフラ未経験でも設定が約3分で完了。OSやNVIDIAドライバ、CUDA、Docker、PyTorchなどがプリインストールされています。環境構築の手間は最小限で、すぐに使用できるようになるのが嬉しいです。それでも、システムは何かと不安なもの。そこでraytrek cloudは、NVIDIAのトレーニングで認定されたGPUエンジニアによる技術サポートを用意。無償でサポートしてもらえます。さらに、メガクラウドでは対応できないような個別カスタマイズにも柔軟な対応が可能です。
raytrek cloudのポイント
「raytrek cloud」は、コストに強みのあるクラウドGPUです。NVIDIAの高速GPUを搭載し、計算時間を大幅に短縮。時間が短縮されることで、1時間50円からという格安価格での利用が可能です。インスタンス停止中は課金されないシステム。初期費用をかけることなく、使った分だけの支払いというリスクの少ないスモールスタートが叶います。タスクの必要に応じてGPUの変更が可能。リソース不足で起こりがちな機会損失も防ぐことができます。
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インスタンス | s16-1-a | s16-1-b | t40-1-a | t80-1-a |
---|---|---|---|---|
時間課金の場合 (税込) (従量契約) [1h・台] |
50円 | - | 361円 | 398円 |
月額料金の場合 (税込) [月・台] |
33,000円 | 49,500円 | 223,133円 | 243,631円 |
GPU | NVIDIA A4000 16GBx1枚 | NVIDIA A4000 16GBx1枚 | NVIDIA A100 40GBx1枚 | NVIDIA A100 80GBx1枚 |
GPUメモリ | 16GB | 16GB | 40GB | 80GB |
vCPU | 11 | 20 | 15 | 20 |
システムメモリ | 50GB | 96GB | 115GB | 220GB |
ストレージ | standard:100GB | standard:500GB | standard:100GB | standard:100GB |
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